今日は、市教育委員会の学校訪問で、4年生が、算数の授業を公開しました。

「変わり方に注目して調べよう」の単元です。

１辺が１センチメートルの三角形を並べて大きな三角形をつくるとき、周りの長さが７５センチメートルになるのは、

三角形を何段積み重ねたときでしょう？

すぐには答えられない問題です。

「これまでに学習したことをつかって、かんたんに解くには、どのようにしたらよいだろう？」

先生から聞かれると、子供たちは、すぐさま、前のノートを見たり、教科書を見たりしながら、自分の力で問題に挑みました。

友達と考えを確認し合う場面では、互いのノートをのぞき込みながら、それぞれの考えに触れていました。

「あ、ぼくと同じだね。」

「そっか。そうやればいいんだね。」

友達の考えに触れ、自分の考えを確かにしたり、新たな考えに気付いたり・・・

それが、友達と学ぶことのよさです。

終末には、新たな難問にチャレンジする児童、ミニ先生になって友達にやり方を説明する児童、オープンスペースにある具体物を使って、自分でオリジナル問題をつくる児童、

それぞれ、自分のやりたい学習を「選択」して、主体的に取り組む姿が見られました。

これからも、子供たちの「解きたい。」「学びたい。」「関わりたい。」気持ちを大切にする学習活動を、展開していきたいと思います。