大きなビニール袋をもった4年生が、次々と外へ出て行きます。

「どうしたの？奉仕作業でもするの？？」

「ちがいます。私たちは、理科の勉強中です。空気の実験で、いまから外に行くのです。」

そう教えてくれました。

4年生とともにグラウンドに行ってみると,一人一人大きなビニール袋をもって、勢いよく走ったり、くるくる回ったりしながら、空気を集めています。

「こんなに膨らんだよ。」

「手を離したら、飛んでいきそうだよ。」

みなめいめいに、自分の袋をもって、さわりごこちを確かめたり、投げたり、飛ばしたり・・・

空気って目に見えないけど、こうして見ると、不思議な力をもっているね。

「たくさん集めるにはどうしたらよいのかな？」

実験をしているうちに、新しい疑問が浮かんできたら、それが「探究」の始まりです。

松ケ丘小学校は、子供たちの

「なぜだろう？」

「どうしてかな？」

そんな「探究心」を大切にした授業づくりに努めていきたいと思います。