学校日記

チーム守中コラム〜些細なことが

公開日
2023/06/26
更新日
2023/06/26

お知らせ

 人は誰しも、「こんなはずじゃなかった〜」、「あんなことがこんなことになるなんて〜」などと、意図しないことを起こしてしまったり、些細なことが予想もつかない結果となったりする経験をもっていると思います。学校での日々の生活の中にも、たくさんあります。友達同士のすれ違いなど、簡単に解決するものもあれば、こじれて大きな問題になることもあります。

 今年度も職員会議で先生たちに、「バタフライ効果」というものについてお話をしました。HPにも最初のコラムとして掲載しました。バタフライ効果とは、非常に些細な小さなことが様々な要因を引き起こし、だんだんと大きな現象へと変化することを指す言葉です。

 名前の由来については、エドワード・ローレンツという気象学者の講演の題名『ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスでトルネードを引き起こすか』から来ているそうです。ほんの些細な事が、徐々にとんでもない大きな現象の引き金に繋がるかという考えです。少し神秘的な考えに聞こえるかもしれませんが、小さな出来事や物も、いろいろなものと繋がっているということだと思います。ちなみにバタフライ効果の例えは幾つかあって、百田尚樹さんの著書『フォルトゥナの瞳』には、「北京で一匹の蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起こる」と書かれています。

 この考えは、本校の学校経営の、あらゆることに丁寧に当たることが大切であるという「真実の瞬間を大切に」、の考え方にも通じるものです。この考えを過大に考えると、何もかもが大きな災いに繋がるってしまうのではという、ネガティブな考えに陥ってしまうこともあるので、「何事にも丁寧に当たることがいいこと」という考えで捉えればいいと思っています。人やものを大切にするという思いやりの気持ちの根底には、必ずもっていなければいけない考えだと思います。

 とはいえ人は失敗します。できれば、その失敗が、相手がいる場合、相手の心の大きな傷にならないことを願うばかりです。失敗をしない、もししたら誠意をもって謝り、修正する・・・全てにおいての基本だと思います。この世の中、些細なことが集まってできていると思います。「丁寧に」生活したいものです。