【3年生】いつも遊んでいる遊具の長さを知りたい!!~算数「長さ」の学習~
- 公開日
- 2025/06/18
- 更新日
- 2025/06/18
お知らせ
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校庭の暑さ指数測定器は「26」。
暑さの中にも、時折、すうっとした風が頬をなでる3時間目。
なにやら、長いひものようなものを手に持った3年生が校庭にいます。
「あら、巻き尺をもっているのね。なにをやっているの?」
「算数で、長さの勉強をしたから、今日は校庭にあるものの長さを測っているんです。」
見てみると、いろんな場所に、巻き尺を手にした子供たちが、ぐるっと回したり、伸ばしてみたり・・・友達と協力しながら計測中!!です。
サッカーゴールの周りの長さを測ろうとしていた子供たちは、巻き尺が足りなくなってしまいました。
どうするのかな? しばし、見守っていると、
「おーい、巻き尺を合わせようぜ。」
友達の巻き尺と合体させて、長さを測っていました。
「つきやまのトンネルの長さってどのくらいかな?」
トンネルに着目した子供たちは、巻き尺をもって一目散に山に!!
巻き尺を持っていない子は、友達の水筒をもってあげていて・・・.チームワークの素晴らしさにも感動しました。
「1メートル」という新しい単位を学習し、その知識を活用させて、自分の身の回りにあるものを「1メートル」を基準にして測っていく。
計測したいものや、長さを比べたいものがどんどん膨らんでくる。
この姿が、まさに「探究している」姿です。
トンネルと、シーソーは、どちらが長いのか、隣りにならべっこして調べることはできないけれど、
「1メートル」という「単位」をもとにして計測すると、どちらが長いのか判明する。
「長さの単位があると、便利だなあ。」
ということに気づけるのです。
こうした子供たちの「わくわく」「しりたい」が膨らむ「探究心」を大切にした学習を
これからも積み重ねていきたいと思います。