学校日記

タンポポ

公開日
2022/04/05
更新日
2022/04/05

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守小の片隅のかわいらしい黄色い花を咲かせているタンポポを見付けました。

他にも咲いていないかと探してみると、なんとアスファルトから芽を出し、花を咲かせるタンポポの姿が!

そんな力強さとかわいらしさを兼ね備えたタンポポをみていたら、金子みすゞの「星とたんぽぽ」の詩を思い出しました。

青いお空のそこふかく、
海の小石のそのように、
夜がくるまでしずんでる、
昼のお星はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。

ちってすがれたたんぽぽの、
かわらのすきにだァまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。

「見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。」と、金子みすゞが歌ったのは1925年、そして、その18年後にサン・テグジュペリは「心で見なければ何も見えないよ。かんじんなものは、目に見えないんだ」と『星の王子さま』に書きました。

アスファルトに咲くタンポポをみていたら、力強く生きていかなくてはと教えられるとともに、人として目には見えない部分を大切にしていかなくてはと改めて強く考えさせられました。
「本当に大切なことは目に見えない」です・・・。