6月6日 習い事始めの日
- 公開日
- 2023/06/06
- 更新日
- 2023/06/06
学校日記
6月6日(火)
今日は、習い事始めの日だそうです。6歳の6月6日に習い事を始めると、上達すると言われているそうです。
室町時代の能役者「世阿弥」が『風姿花伝(ふうしかでん)』という能の書物の中で
「能の稽古は、だいたい7歳くらい(数え歳)で始めるのが良い。子どもが自然にやり出す仕草の中に、きっと得意とするものがある。心のままにさせておくのが良い。余り細かく教えたり、やかましく注意したりすると、子どもはやる気をなくしてしまって、能は止まってしまう。この段階では大人の真似はさせず、能に基本的なこと以外はやらせてはいけない。」
ということが書かれていることから、「お稽古事は6歳(満年齢)の6月6日から始めると上達する」となったそうです。※7歳くらい(数え歳)=6歳(満年齢)
現代に置き換えて考えても、通じる内容だと思います。
学校でも、児童のやる気をなくさないように、教師の立ち位置を考えていきたいと思います。
【別論】 ダジャレ編 6にこだわる理由
手を開いた状態(パー)から指で数を数えていくとき
1 親指を折る状態
2 親指と人差し指を折る状態
3 親指と人差し指と中指を折る状態
4 親指と人差し指と中指と薬指を折る状態
5 全部の指が折れている状態(グー)
6 小指だけ立つ
「小指が立つ」→「子が立つ」→「子の独立」
いずれは立派な大人になる小学生です。子ども達が独り立ちできるよう、小学校では、基本を大切にしていきます。