チームけやき台きらめきコラム〜渾身
- 公開日
- 2021/09/07
- 更新日
- 2021/09/07
お知らせ
パラリンピック観戦で,一番力が入ってしまったのが,ゴールボール男子の準々決勝。取手市出身の山口凌河さんは,藤代中の教え子の弟さんです。私はお会いしたことがありませんでしたが,数年前,取手の小学校での公開授業のゲストティチャーで彼が講演した際に参観した時,私に「兄や学校の先生から,先生のことを聞いていました!」と私に笑顔で話をしてくださいました。彼は中学校の時,レーベル遺伝性視神経症を発症し,視力を著しく失ってしまいました。彼はいつも明るく,接する人に元気を与えてくれます。準々決勝では,途中から出場し,ビハインドを挽回しようと強豪中国相手に渾身のボールを投げました。残念ながらファールとなってしまいましたが,彼の勝利を目指す姿は,私の胸に刺さりました。惜敗はしましたが,彼の姿は光り輝いていました