チーム守中コラム〜支持的風土
- 公開日
- 2022/12/23
- 更新日
- 2022/12/23
お知らせ
学校教育の中では、「支持的風土」という言葉がよく使われます。この支持的風土とは、さまざまな意見交換がなされる中でも、それぞれの意見、立場、人権等が尊重される、言わば思いやりの溢れる場ということになります。互いに認め合い、支え合う風土になり、それが個人・集団における自主的・実践的な態度を育成することに繋がります。伸び伸びと自分の意見を述べることができるには、この雰囲気がとても大切です。違う意見の人がいても、「そうか、そんな考えもある。」と周りが認めてくれれば、発表者はますます発言におけるハードルが下がり、盛んな意見交換が可能となります。
一方、支持的風土の逆、防衛的風土とは、いわゆる揚げ足取りや批判ばかり受けてしまう雰囲気で、強い批判が飛び交い、仲間の間に恐れや不信といった雰囲気ができてしまい、攻撃的でとげとげした感じの風土のことです。攻撃されたくないので、皆が疑心暗鬼で防衛に回ってしまうのです。
何気ないコミュニケーション、「真実の瞬間」を大切にし、人に優しい「支持的風土」溢れる守谷中であって欲しいと願っています。