学校日記

【全校】暑い中よく来たね!!~登校初日のオンライン集会~

公開日
2025/08/26
更新日
2025/08/26

お知らせ

子供たちの元気な笑顔が、学校に戻ってきました!!

初日はオンラインの全校集会から。

保健室の先生から、熱中症対策について、改めて水分補給の仕方や、日頃の睡眠、食生活の大切さなどについての話を

してもらいました。それぞれの教室で真剣に聞く姿がありました。

校長からは、命の大切さについての話をしました。以下、子供たちに伝えた内容です。

おはようございます。

こんなに暑い中、みなさん、よくがんばって、登校しましたね。えらい!!

きっと、朝、眠かった人も、支度するのが面倒くさいな、と思った人もいると思います。

校長先生も、そうです。でも、その気持ちに打ち勝って、こうして登校したおかげで、みんなと元気な顔を合わせることができました。本当にありがとう。

さて、校長先生は、夏休みに入る前に、みんなにお願いした「合言葉」があります。

何だか、覚えていますか?   ヒントは、漢字一文字でした。(聞く振りをする)

そうです。「命」です。「自分の命も周りの人の命も大切にする夏休みにしてね。」というお願いをしました。

みんな、命を大切に、夏休みを過ごすことができましたか?

ところで、この「命」という漢字。3年生で習う漢字ですが、どのようにできた漢字か、知っていますか?

いきなりお勉強はつらいと思うので、みんなと4コマ漫画でも読みましょう!!

(画面に映す。)


 ① ある日のこと。病院でとっても元気な赤ちゃんが生まれました。

   「おぎゃー、おぎゃー」

 ② 大きな口をあけて泣いています。

   あ、向こうから、赤ちゃんのパパが来ました。

 ③ 「ぺこり。」  ん?パパが赤ちゃんにおじぎをしています。 なんで?

 ④ 涙「生まれてきてくれて、ありがとう~」

   パパは、大粒の長~い涙を流しながら、そう叫びました。

   命ってすばらしいな。君がこの世に生まれてきてくれた運命に、感謝だよ。

   そういって、おじぎをしたのでした。    

  おしまい

     

松ヶ丘小学校にも、この夏休み中に、ふたりのかわいい赤ちゃんが誕生しました。

(  )先生の赤ちゃんと、(   )先生の赤ちゃんです。

ふたりとも、女の子でした。今は、ママと一緒におうちで、過ごしています。

(  )先生も、(   )先生も、赤ちゃんを産むのに、本当につらかった、苦しかった、と言っていました。

私たちが、転んで足をぶつける痛さや、冷えておなかが痛くなる痛さ、そんな痛さとは比べものにならないくらい、

お母さんが苦しい思いをして、命はこの世に生まれるのです。みんなも、そうやって、生まれてきたのです。

そんな、かけがえのない「命」にして、他人が「うざい」とか「消えろ」とか「死ね」と言ってしまっていることはありませんか?どの人の命も、この世にたった一つ。運命で誕生しています。その命に対して、全く関係のない他人が「消えろ!!」なんて、命令するのはおかしくありませんか?そんなこと言える資格はないのです。

そんな言葉を使っている場面があったとしたら、校長先生は見逃すことも、許すこともできません。


自分の命も、周りの人の命も、運命のこの命を大切にして、みんなが笑顔で過ごせる松ケ丘小にしていきたいと思います。そんな学校にするには、みんなの力を貸してください。命を大切にしているとき、きっと自然に「はい・にこ・ぴん」ができているはずです。