【つぶやく・ろうち】花火の日と徳川吉宗
- 公開日
- 2023/05/28
- 更新日
- 2023/05/28
お知らせ
享保18年5月28日、8代将軍・徳川吉宗が大川端(現在の隅田川河畔)で催した水神祭で、大飢饉とコレラの流行によって死亡した江戸の人々の慰霊と悪病退散を祈り花火が打ち上げられたそうです。
両国橋周辺の料理屋が公許により打ち上げた花火が、現在の隅田川花火大会のルーツだそうです。
そんな、花火の日のきっかけとなった8代将軍・徳川吉宗には、以下の名言があるそうです。
「全徳の人は得難く一失あれば一得なり。一善あれば一過はゆるすべきなり。」
この名言は、「徳をすべて兼ね備えた人は滅多にいない。一つ短所があれば、同時に一つの長所があるといった具合だ。だから、一つ善いことをしたなら、一つの過ちや罪は許すべきである。」という意味だそうです。
それぞれに長所があること、そして、「許す」ことの意味と大切さを改めて深く考えさせられた「暴れん坊将軍」の名言でした。