1月15日
- 公開日
- 2023/01/15
- 更新日
- 2023/01/15
お知らせ
1月15日は、加賀百万石の祖として知られ、北陸地方を治めた武将・前田利家公の誕生日だそうです。
利家公は、戦国時代から安土桃山時代にかけての戦国大名で、当時の男性平均身長が157cmであるなか、身長182cmと恵まれた体格の持ち主であったそうで、槍の名手で知られ数々の功績を残したそうです。
とりわけ、1570年の姉川の戦いで敵の重臣を討ち取った戦功をきっかけに「槍の又左」の異名で名を馳せたそうです。
利家公は、武勇に優れただけでなく世渡り上手な側面も備えていたそうです。
生涯で織田信長、柴田勝家、豊臣秀吉に仕え、前田家の領地を広げていったそうです。
青年期は織田信長に仕え、織田信長が暗殺される本能寺の変まで柴田勝家とともに手柄を重ねたそうです。
そして、賤ヶ岳の戦いで勝家ではなく、豊臣秀吉側について勝利を勝ち取ると、その後は豊臣秀吉に仕え、加賀の領地をさらに広げたそうです。
死の間際には、病床を見舞いに来た徳川家康に息子の利長のことを頼んだ逸話が残るなど、常に誰のもとにつけば良いのかという点で洞察に優れた判断を下し、クレバーな人物であったのではないでしょうか。
そんな利家公には、以下の名言があるそうです。
「人間は不遇になった時、初めて友情を知るものだ。」
この言葉は、織田信長に仕えていた同朋衆を斬ってしまい追放されてしまった利家公が、周囲の人々から敬遠されるなか、豊臣秀吉のみが交友関係を保ってくれたその時に痛感した思いを言葉にしているそうです。
「友情は喜びを2倍にし、悲しみを半分にする。」という言葉もあります。
友情を大切に、そして、友情はかけがえのないものだと改めて前田利家公から教えていただいた1月15日となりました。