学校日記

チーム守中コラム〜昆虫

公開日
2023/06/28
更新日
2023/06/28

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 ヒトの目、視力は、意外に敏感で、小さな虫が飛んでいることも違和感として感じることができます。昨日、出張のため車に向かっていた際、コミュニティールーム沿いの地面のところを、何者かが低空飛行の末、着地したのを、最近衰えている視覚が捉えました。

 この動き、もしや!と、動きを止めている該当者に忍び足で近寄ると、やはりそうでした。久しぶりの再会、ニワハンミョウでした。ハンミョウは、コウチュウ(甲虫)目オサムシ科ハンミョウ亜科の昆虫。オサムシといえば、あの漫画家の手塚治虫の名前の由来になった昆虫の仲間です。ニワハンミョウは、いわゆるハンミョウ(ナミハンミョウ)という、とても美しい昆虫と比べると、地味で小型のハンミョウですが、ところどころ光沢が綺麗な昆虫です。きっとコミュニティールーム前の低木が植えられているところで幼虫が育ったものと思われます。久しぶりだったので感動しました。ハンミョウの仲間は、甲虫にしては、すばしっこく飛び回り、山道などで見かけることが多く、昔から「道しるべ」、「道教え」と呼ばれています。

 そして仕事帰り、スーパーマーケットに立ち寄ったところ、またしても久しぶりな者に遭遇しました。小さいながら、長細い胴体が人の目を惹き付ける、コメツキムシでした。仰向けにさせると、胸部と腹部の間でパチンと反り返り、身を起こす、変わった昆虫です。

 この2匹に出会い、あ〜夏なんだなぁ〜と、哲学思考になり、自分の嫌な昆虫、蛾やナナフシを想像して、身震いをしてしまいました。昆虫、様々な種類があり、とても興味深い存在ですが、同時に厄介な存在でもあります。

 今日、ハンミョウを探しに行ったら、技術室前の土の部分で、幼虫が住んでいた穴を発見、成虫はやはりコミュニティールーム脇で飛んでいました。