チーム守中コラム〜バタフライ効果
- 公開日
- 2023/04/02
- 更新日
- 2023/04/02
お知らせ
令和5年度、今年も不定期で「チーム守中コラム」を掲載したいと思います。お気軽にお読みいただけたら幸いです。
新年度第一回のコラム、何にしようか思案しましたが、やはり、バタフライ効果(バタフライエフェクト)を昨年度同様、書きたいと思います。
バタフライ効果とは、非常に些細で小さなことが様々な要因を引き起こし、だんだんと大きな現象へと変化することを指す言葉です。
名前の由来については、エドワード・ローレンツという気象学者の講演の題名『ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスでトルネードを引き起こすか』から来ているそうです。ほんの些細な事が、徐々にとんでもない大きな現象の引き金に繋がるかという考え。少し神秘的な考えに聞こえるかもしれませんが、小さな出来事や物も、いろいろなものと繋がっているということだと思います。ちなみにバタフライ効果の例えは幾つかあって、百田 尚樹さんの著書『フォルトゥナの瞳』には、「北京で一匹の蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起こる」と書かれています。
私はこの言葉を、プラスの言葉として心に留めています。ニュアンスは、「人間万事塞翁が馬」のようで、そこにポジティブペッパーを振りかけた感じです。些細なことが、些細な作用をもち、それがつながって何かが好転する、あるいは、些細なこともおろそかにせず、丁寧に対応していれば、きっと未来にはいいことが待っている、、、と言った感じでしょうか。
「何事にも丁寧に」、をいつも思っている私は、大雑把で几帳面でない自分のことをよく知っています。私にとって、戒めの言葉なんだなぁと哲学してしまいます。