チーム守中コラム〜緊張
- 公開日
- 2023/01/27
- 更新日
- 2023/01/27
お知らせ
よく、「自分はあがり症で困る」と言う人がいます。緊張してついつい自分の力や自分らしさを出せなくて後悔する・・・誰しも経験があることです。と言う私はというと、「あがり症」ではなく、「超あがり症」です。
平成の初め、静岡県にある会社を辞めて、縁があって藤代中学校にお世話になり、非常勤講師として初めて体育館で全校生徒にあいさつをしました。あいさつの直前に、後々お世話になる先輩の先生にこう言われました。「ステージに上がって、全校生徒を前にすると相当緊張するよ。だから、生徒を人とは思わずカボチャだと思って飄々とあいさつしちゃいな!生徒の顔をカボチャだと思って!」。さて、実際にはどうだったかというと、私は壇上でのあいさつの時、全校生徒が注目してる〜と倒れそうになり、目が回って短いあいさつで終わってしまいました。もちろん生徒の顔なんかカボチャになんか見えるわけもなく、あ〜やっぱり私はへなちょこだなぁ〜と、自分のあがり症を恨んだものでした。
時は過ぎ去り、今の私はというと、やはり緊張してしまいますが、「緊張」との向かい方が変わりました。緊張しているということは、真剣に向き合っているということ。この緊張をプラスにもっていける、強い精神力をもとう!と考えるようになりました。俗に言う、松岡修造さん的思考、ポジティブ思考です。
今でも、緊張する場面では、「緊張をプラスに、緊張をプラスに」と心の中で呪文を唱えている私は、やはりへなちょこなのかも知れませんが、前向きに考えることができているだけでもいいのかなぁと、自分に甘くなってしまうこともあります。