学校日記

チーム守中コラム〜人

公開日
2022/05/11
更新日
2022/05/11

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 このコロナ禍の中,何かと人との繋がり,ふれあいについて考えることが多いと思います。私は,そんな,人間関係のことについて考えると,数年前に放映されたNHKドラマ,「ひよっこ」の主人公の叔父さんがしみじみ話した「悲しいことから救ってくれるのは人だよ。」の言葉を思い浮かべます。

 私は女優の有村架純さんのファンです。彼女が主演をした「ひよっこ」というドラマは,茨城県の北西部にある山あいの村・奥茨城村(架空の村)で育った,みねこが主人公。時代背景は,昭和39年頃。そのみねこの叔父である,峯田和伸さん演じる小祝宗男さんが次のようなことを話しました。

 「悲しいことは降ってくるように突然起きる。でも,悲しいことから救ってくれるのは人だよ。立ち直らせてくれるのも人だよ。だから助けてもらったら誰かを助ければいい。みんながそうすれば世界は綺麗に回っていくよ。」この叔父さんの言葉は,まさに「情けは人のためならず」です。人が社会で生きていくためには,人の助け協力が必要です。同時に,悩みの原因の多くは人間関係。この人間関係の調整力を身に付けていないと,これからの社会で充実して生活することは難しいと思います。

「人に優しい社会」とは,人が助け合える,協力し合える社会だと思います。