生徒が元気なあいさつで下校しました。
本日で，今年の授業日は終わりました。明日からは冬休みに入り，生徒は御家庭・地域での生活となります。保護者の皆様，地域の皆様には，生徒の学校生活において多大なる御支援・御協力をいただきまして，誠にありがとうございました。皆様のおかげで，このコロナ禍の中，授業等の学校生活や各種行事を無事に行うことができました。生徒は自分と周りの人を大切にして，落ち着いた学校生活を送ることができました。特に夏休み直後に実施したオンライン授業におきましては，御家庭の方に多大なる御協力をいただき支えていただきました。オンライン授業の円滑な実施が，今の生徒の落ち着いた生活の土台となっていると思います。本当にありがとうございました。

　生徒には，テレビ会議システムで，本日は終業式ではないものの，冬休みに入るという節目の日であり，節目の日として振り返りと反省をして欲しいという話をしました。冬休み中は，コミュニケーションの一つ一つを大切に過ごして新年を迎えて欲しいとも話しました。「自分と周りの人に優しく」することが，充実した生活に繋がるはずです。

　このコロナ禍の中で，生徒を取り巻く環境は，何かと窮屈で閉塞感を大きく感じるものになっています。私は，目標をもつことも当然大切だと思いますが，まずは心優しい生活，人を大切にできる生活を生徒に送って欲しいと願っています。このコロナ禍の中で，私は「ゆったりとした」というワードをたくさん心で思うようになりました。気忙しい中でも，心にゆとりをもちたいという願いがこもっています。この冬休みの期間，チームけやき台中の生徒，教職員，保護者の皆様，地域の皆様が，心安まる時間を過ごして欲しいと切に願っております。

　チームけやき台の生徒は，冬休み明けも元気に充実した学校生活を送ると信じています。保護者の皆様，地域の皆様には，変わらずの御支援・御協力をいただきますよう，よろしくお願いいたします。
けやき台中学校長　越智　壽雄