学校日記

4月8日(月)新任式・始業式 その6【学校長式辞】

公開日
2024/04/08
更新日
2024/04/08

お知らせ

「始業式での学校長からの式辞」【一部抜粋】

本日、始業式を迎えた2年生202名、3年生187名の皆さん、進級おめでとうございます。この日に合わせたかのように、校内の桜が咲き誇り、皆さんの進級を祝っているかのように感じます。
いよいよ、今日から本格的に、令和6年度がスタートしますね。正門で、進級した皆さんの顔を見た時、ますますたくましくなったな、上級生らしくなったなと感じていました。また、クラス発表の掲示板を見て、たくさんの歓声が聞こえてきたこともとてもうれしく感じました。

(途中省略)

このあと、「担任・部活動顧問の発表」で、新しい先生を発表します。新たに出会う、学年の先生。担任の先生は、皆さんに、素敵な話をしてくれます。それらの話を聞き、「自分はどうするかしっかり考え、行動に移す」1年にしてほしいと思います。

本校の目指す生徒像の1つが「よく考える生徒」です。

「思考(考えること)は運命を変える」。貧困や病に苦しむ人々の救済に生涯をささげた「マザーテレサ」が残した言葉です。
思考(考えること)は言葉に。言葉は行動に。行動は習慣に。そそて、習慣は性格に 性格は運命になる と語っています。

生活の中で苦しいことがあると、私たちは、ついつい、「でも」「だって」「とりあえず」「ただ」「わからない」などの自分自身の成長を妨げる言葉を使ってしまうことがあります。
苦しい時や困難な場面であっても、成長を妨げる言葉を使わずに、「じゃ どうすればいい?」「どうすれば解決できる?」と自分自身でしっかり考え、言葉や行動にうつし、苦しさや困難を乗り越えていってほしいと思っています。
授業中・体育祭や桔梗祭・部活動の時など、「考える」ことの積み重ねが、自身の未来にそして、運命にかかわっていくかもしれません。

本校の目指す生徒像は「よく考える生徒」の他にも、「夢を語れる生徒」「実践力のある生徒」があります。一人一人が夢を語れたり、いろいろなことにチャレンジしたりすることができるためには、「クラスの雰囲気や絆づくり」が大切です。
新しく自分を高めよう、変えようとすることができるこの4月に、これまでのことを振り返っているばかりはなく、新しい視点で友達やクラスを見ていくこと、それが新たな気付きや発見につながると思います。

この後、教室で新しい担任の先生と目標を立てることでしょう。本校の目指す生徒像を意識しながら、各自、目標を立ててください。その目標達成に向け、日々の努力を積み重ね、令和6年度も大いに力を伸ばす1年になることを願っています。

(以下省略)

令和6年4月8日            御所ケ丘中学校長 池田 恭