学校日記

1月9日(火)令和6年 はじめのあいさつ【学校長より】

公開日
2024/01/09
更新日
2024/01/09

お知らせ

本日、1時間目、学校長より「令和6年 はじめのあいさつ」がありました。オンラインでの実施ですが、各教室で、しっかり話を聞き、1年のスタートを切る生徒の姿が見られました。

令和6年 はじめのあいさつ【学校長より】※一部掲載
あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。

 さて,令和6年の学校生活がスタートしました。今日の朝をどのような気持ちで迎えましたか。「さあ、気持ちを切り替えて頑張ろう。」あるいは、「まだ冬休みの気分が抜けない。」など、様々な思いがあることでしょう。
 1年の計は元旦にあり、1日の計は朝にあり と言うように、「物事は最初が肝心」です。学校のスタートである今日という1日を大切にし、リズムを取り戻していってほしいです。

さて、今年の干支は辰。辰の中でも甲辰(きのえたつ)と言い、新しいことを始めて成功する、今まで準備してきたことが形になるといった縁起のよい年にあたるそうです。
その令和6年、1年生は、今年は先輩になる年です。後輩たちに自分たちが1年間やってきたことや自分たちの後ろ姿を入学してくる1年生に見せてほしいと思います。
 2年生は、最高学年になる年です。先輩方が築いてきた御所ケ丘中学校のよき伝統を、学校の中心となって、さらに積み上げる年になります。また、自分の進路をしっかり考え、実現させていく1年にしてほしいと思います。
 そして、3年生。3年生は、御所ケ丘中学校を卒業し、新たなステージでさらに飛躍していく年です。その前の「受験」という壁に、これまで培ってきた力を十分に発揮し、壁を乗り越えてください。そして、胸を張って卒業してほしいです。
そのような年の初めに、避けることが難しい自然災害、能登半島地震が発生しました。震度7という激しい揺れ、その後も続く余震、今もなお、行方不明の方がいる現状を考えるだけで心が痛みます。羽田空港での飛行機事故も、どのように表現してよいか言葉に詰まってしまいます。1日でも早い、復興を願うばかりです。

そのような辛さや重苦しさを感じる年の初めに、校長先生は、青山学院大学 陸上部監督の原 晋(すすむ)監督が、今回の箱根駅伝に臨むに当たりスローガンにした言葉が心に残りました。そのスローガンは「負けてたまるか大作戦」。昨年実施された学生三大駅伝大会と言われる出雲駅伝・全日本大学駅伝で、とてもかなわなかった相手に、箱根駅伝で闘いを臨むに当たり、生み出されたスローガンです。

 「負けてたまるか」ということは、普段、心の中で誰もが思うことがあると思います。しかし、その言葉をみんなの前で言えるかというとなかなか言えるものではありません。

(中略)

苦しいときこそ、また、何か頑張って乗り越えていきたい時こそ「負けてたまるか大作戦」という言葉を大切にしたいなと思ったので、皆さんに話しました。

それでは 令和6年の学校のスタートである今日。心にスイッチが入れる日です。御所中生全員で「心にスイッチ」を入れ、前に進んでいきましょう!そして、令和6年を大きく飛躍する年にしていきましょう!   

校長先生の話は 以上です。