8月31日学校長あいさつ
- 公開日
- 2021/08/31
- 更新日
- 2021/08/31
お知らせ
おはようございます。
本日31日より「オンラインでの学校生活」が始まります。チーム御所ケ丘の皆さん,お待たせしました!
さて,最初に夏休みを振り返ってみます。夏休みに入ってすぐに県総体の続きが始まりました。サッカー部,男女卓球部,男女ハンドボール部,レスリング競技,水泳競技に,御所の仲間たちが,県総体の舞台で,懸命にこれまでの精進を発揮してくれました。男子卓球では,ダブルスで県を制覇しました。残念ながら,次のステージはありませんでしたが,素晴らしい戦いでした。総体では,多くの仲間たちはどこかで負けを経験しました。勝負は厳しいものです。ですが,その中でも得るものはたくさんあったと思います。その得たものを今後に生かすことが大切です。
御所の仲間たちでは,水泳チームが横浜で行われた関東大会に出場しました。参加した仲間たち全員が,懸命に泳ぎ,精進の証を表現しました。その中で,女子400mフリーリレーで8位入賞を果たしました。おめでとうございます。
吹奏楽部も,茨城県吹奏楽コンクールに県南吹奏楽コンクールを勝ち抜いて出場しました。会場では素晴らしい演奏がありましたが,金賞をいただいたものの,次へのステージに進むことが叶いませんでした。しかしながら,これまでの精進の証をしっかり表現できたと思います。「芸道は坂道を上るがごとし」です。今後も精進し続けていきましょう。さらに,御所の仲間たちは習い事でもそれぞれ活躍があったと思います。頑張りました。
世界に目を向けると,コロナ禍ではありましたが,東京オリンピックが開催され,多くの感動と勇気をいただきました。皆さんはどの競技が印象に残ったでしょうか。私は…と話をするとあと1時間も話してしまうので止めておきます。参加した日本の選手一人一人には,これまで精一杯の精進があり,ドラマがあります。結果は様々ですが,このオリンピックで競技するまでに相当の精進と準備があったはずです。我々は結果に一喜一憂しがちですが,そうではありません。その精進と準備に敬意を表するべきです。そのオリンピックに参加した選手たちへの敬意を背負い,自分たちもチーム御所ケ丘で目標達成のために精進を続けていきましょう。東京オリンピックがこの夏にあった証として…。現在,パラリンピックが開催されていますね。そこでも多くの感動があることでしょう!
さて,御所ケ丘中学校は,今日8月31日から前期後半が始まります。今日から授業日の始まりです。守谷市の小中学校では,茨城県で先駆けて25日からオンラインでの学校生活が始まっています。御所ケ丘中学校では,諸事情により,今日から始まりとなります。
コロナ禍でなければ,登校することが学校生活となりますが,現在,茨城県独自の非常事態宣言が12日まで延長され,さらに国からも緊急事態宣言が12日まで適用されています。今日から10日まで,しばらくの間,オンラインでの学校生活となります。仲間の皆さんやおうちの方も戸惑いや不安があると思います。我々教職員も同じように不安があります。しかし,仲間の皆さんと「同じ空気は吸えなくとも,画面を通して同じ時間を過ごすこと」はできます。今日からがそのスタートです。守谷市の小中学校はこの「ピンチをチャンス」にとらえ,どんな形であれ,仲間の皆さんとつながることができています。この画面の向こう側で,仲間たちの皆さんの笑顔があると思うと,私自身,うれしく思うと共に,この文明の利器に感謝しています。どうかチーム御所ケ丘でこの難局を乗り越えていきたいと思っています。
さあ,今日から10日まで,基本的にはオンラインでのつながりとなります。そんなん中でも我々は御所ケ丘中学校の一員であるという「意地」と「プライド」をもって,ともに精進していきましょう。新型コロナウイルス感染防止については,引き続き出来ることを出来るだけ精一杯,チーム御所ケ丘で取り組んでいきましょう。凡事徹底です。皆さんの笑顔を,この目で直に見ることのできる日を楽しみにしています。
最後に,学校行事について今わかってることを皆さんにお伝えします。4日と10日に予定されていた「期末テスト」は,延期します。また,3年生が楽しみにしている20日21日予定の「修学旅行」も延期します。両行事ともに日程や詳細が決定し次第,仲間たちや保護者の方々には連絡します。修学旅行延期については,現状を鑑みての苦渋の決断です。3年生の皆さん,理解と協力をお願いします。
保護者の皆様,いろいろとご心配をおかけしましたが,本日31日からオンラインではありますが学校生活が始まりました。我々教職員は,今後も出来ることを出来るだけ精一杯工夫して取り組んで参ります。今後も,本校教育へのご理解とご協力を賜れればと存じます。よろしくお願いいたします。
学校長 鈴木邦弘